ウェルネスダイニングの安全性は？「食品添加物」や「産地」を管理栄養士が調査！

食べ物は、おいしさ以上に安全なものであることが大切。

今回は、ウェルネスダイニング について、食品添加物使用の有無や食材の産地を調査しました。

ウェルネスダイニングで使用されている食品添加物は？

なお、食品添加物とは味や食感を調えたり、保存できるようにしたりするために食品に添加されえるもののことです。厚生労働省が、健康に影響を与えないかしっかり調べ、問題ないと認められたものだけがルールに基づいて使用されています（*）。
（*）食品添加物　概要｜厚生労働省

今回実際に注文したメニューで使用されていた添加物は以下の通りです。

とろみや粘りを加える添加物

食品添加物	役割
増粘多糖類	食品にとろみや粘りを加える。
増粘剤（加工デンプン）	食品にとろみを加える。
セルロース	食品にかさを増やすためや、とろみをつけるために使われる食物繊維。

色や見た目を良くする添加物

食品添加物	役割
着色料（カラメル、ウコン、ベニコウジ色素）	食品に色をつける。
発色剤（亜硝酸Na）	特に肉製品の色を鮮やかに保つ。
くん液	食品をコーティングして、乾燥を防いだり、見た目を良くするために使われる。

保存性を高める添加物

食品添加物	役割
保存料（ソルビン酸K）	食品を長持ちさせるために使われ、腐敗やカビを防ぐ。
酸化防止剤（VC）	食品が空気に触れて変色するのを防ぐ。
酒精	食品の味をまろやかにしたり、保存性を高めるために使われる。
酢酸Na	食品の味を整えたり、保存性を高めるために使われる。

味や質感を調整する添加物

食品添加物	役割
pH調整剤	食品の酸性度やアルカリ度を調整し、味や保存性を保つ。
酸味料	食品に酸っぱい味を加える。
香料	食品に特定の香りを加えるために使われる。
炭酸Ca	食品にカルシウムを加えるためや、製品の質感を改善するために使われる。
リン酸塩（Na、K）	食品の質感を改善したり、保存性を高めたりするために使われる。
豆腐凝固剤	豆乳を固めて豆腐にする

ウェルネスダイニングの食材は国産？

公式サイトには以下のとおり記載がありました。

食材の産地は、安全性を第一に考え、安定入手できる原材料を選択しています。極力国産のものを使用しておりますが、食材や時期によっては一部外国産のものを使用しているメニューもございます。

ウェルネスダイニング公式サイト

今回注文したメニューに表示されていた産地は以下のとおりです。

肉	国産・外国産（メキシコ・スペイン・カナダ）
魚	国産・外国産（アメリカ）
野菜	一部、国産と表記あり

たしかに、国産・外国産の両方が使われているようです。

でも、やっぱり産地にこだわりたい……という方は、国産の食材を8割以上使用したコース「（厳選）栄養バランス気配り宅配食」もありますので、ウェルネスダイニング公式サイト をご確認ください。

ウェルスダイニングの安全性の管理方法は？

工場では、身だしなみから食材の処理、加熱、盛り付けまで、すべての工程をしっかり管理。また、食材や工場は定期的に衛生に関する検査が行われています。

【具体的な取り組み】

ウェルネスダイニング　安全性のまとめ

ウェルネスダイニングでは、食品添加物や食材に独自に基準を設け、安全にも配慮していることがわかりました。

食材の産地や食事についての問い合わせや相談も受け付けていますので、安心して食事を楽しめます。

気になる方はぜひ一度お試しください！